◆ 氏名:I.K
◆ 担当業務:営業部
◆ 入社年:2012年
 
◆ 現在の仕事内容

私は関東方面の営業担当および子会社であるオテック機工の窓口業務を担当しています。以前は京都エリアの営業をしていたため、お客様の元へ直接足を運ぶ機会が多かったのですが、現在は担当エリアが遠方であるため、デスクワークがメインとなっています。そのため、お客様との打ち合わせは電話やWEB会議で行うことが増えました。

業務内容は幅広く、お客様からの問い合わせ対応や見積もり作成、作業指示、発注、納品手配などを行っています。毎日新しい課題に直面し、お客様のニーズに応えるため、柔軟に対応することが求められます。特に納期管理や調整は難しい部分もありますが、複数の部署や取引先との連携を大切にしながら、問題解決に取り組んでいます。

大学時代にはマーケティングを専攻していたこともあり、販売促進や広報活動に対して強い興味を持っていました。特に、WEBを活用した戦略に対しては積極的に取り組んでおり、これまでにはHPやブログ、ダイレクトメールなどを用いた販売促進活動もおこなっています。これらの取り組みはお客様からの問い合わせの向上に繋がっており、やりがいも感じています。

◆ 入社動機

就職活動の際、私はものづくりの現場で働きたいという思いを抱いていました。めっきという分野については、まったく知識がありませんでしたが、採用サイトで、スマートフォンや液晶テレビの製造においてめっきが重要な役割を果たしていることを知り、興味を持ちました。特に、私たちの生活に欠かせないテクノロジーに貢献できる仕事に携わることができるという点に魅力を感じ、応募をしました。

◆ オテックで働くことに魅力を感じた点はどこですか?

当時はリーマンショックの影響で就職氷河期が続いており、非常に厳しい状況でした。そのため、たくさんの企業に応募し、面接を受ける日々が続きました。特に印象に残っているのは、オテックの一次面接で、他の企業の多くが形式的で圧迫感のある面接だった中、社長と直接お話しできる貴重な機会を得たことです。社長との面接は、面接というよりも会話のようだったのでリラックスして話をしたことを覚えています。

また、中小企業志望だったこと、地元大阪で就職できることも大きな決め手でした。地元で働くことができれば、地域に貢献できると同時に、家族や友人とのつながりも大切にできると考えたからです。

◆ 入社前と後で、会社の印象は変わりましたか?

印象が変わったというよりは、入社前は何をしている会社なのかちゃんとわかっていなかったので、研修や部署異動、営業を通して、めっきが予想以上に社会に貢献していることを知り、会社が社会での貢献度が高いことを改めて知ることができました。

 

◆ 仕事で最もやりがいを感じることは何ですか?

オテックは自社製品を販売しているわけではなく、お客様のニーズに合わせた部品を製造・加工する会社です。そのため、納品した部品がどのように使われているかを直接見る機会は少ないのですが、工場で自分が納めた部品が実際に製品の生産に使用されている現場を目にすることができたとき、改めて自分の仕事が誰かの役に立っていると実感し、大きなやりがいを感じます。

営業に配属されてから2〜3年経ったころ、新規のお客様から問い合わせを受け、そのお客様の設備に使われるロールの新規製作を担当しました。お客様の設備は中古品を購入しており、部品が老朽化していたため、新しいロールが必要でした。しかし、その設備を手掛けたメーカーがすでに廃業しており、部品の製作を依頼できる先がない状況で、弊社にご相談がありました。

現地を訪問した際、図面がなかったため、私はその場で品物をスケッチし、仕様についてお客様と打ち合わせを行いました。その後、見積もりを提出し、注文を受けたため、CADで製図を行い、部品の製作からめっき、納品まで一貫して対応しました。納品後、その部品が実際に生産現場で使われているところを目の当たりにしたとき、自分が手掛けた仕事が役立っていると実感し、大きな達成感を得ました。そのお客様は現在もその部品を使って製品の生産を続けており、貢献度の高さを感じます。

◆ 当社の社風を一言で表すと?

上下関係が厳しくなく、社員や役員との距離が近いため、「若手の声が通りやすい」という印象があります。

◆ 入社希望者へメッセージをお願いします。

自分自身もそうだったのですが、将来いろいろな仕事に携わりたい方にお会いできると幸いです。お客様と良い関係性が築ける喜びや、ものづくりのやりがいを一緒に感じたいなと思いますので、ぜひ面接だけでもご参加ください。

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